クリエイター協業ガイド
「動画1本いくら?」と聞かれたら確認したいこと
同じアカウントでも、自然投稿と広告用の動画制作では仕事の範囲が異なります。フォロワー数だけで金額を決めず、作業内容とブランドに渡す権利を確認してから見積もると、認識のずれを減らせます。
公開日
金額の前に条件を整理
フォロワー数より直近の通常投稿を確認する
直近の複数投稿を見て、普段の再生数、反応、視聴者が多い地域を整理しましょう。一度だけ大きく伸びた投稿を標準値として扱うと、期待値がずれてしまいます。ショート動画、長尺動画、ライブ配信、静止画投稿では制作負担が違うため、同じ単価で比較しないことも大切です。
納品物と作業範囲を具体的に書く
媒体、投稿数、長さ、台本の作成者、撮影・字幕・編集の担当、確認回数、公開日を一つずつ明記します。「動画1本」にサムネイル、別尺の切り出し、固定コメント、実績報告まで含まれることがあります。含まない作業は追加費用の対象として説明しましょう。
通常投稿と広告利用の許諾を分ける
自分のアカウントに投稿することと、ブランドが素材を広告に転用することは別です。広告配信、動画の再編集、他媒体への転載、利用地域、利用期間、競合商品の広告を断る条件などを確認します。無期限の二次利用を最初から当然のように含めないようにします。
制作コストと支払い条件を確認する
企画、撮影、編集、移動、外注、修正対応などにかかる時間や費用を見積もり、支払い期限、通貨、税金の扱い、キャンセル条件も記録します。自分の最低受注ラインと、ブランドが支払える市場価格は同じではありません。相手の目的や視聴者との適合性も重要です。
前提条件付きの料金帯で提案する
基本の投稿料金に、広告二次利用、追加編集、複数本制作などの選択肢を分けて提示します。例えば「この目安はオリジナル投稿1本、広告配信への利用許諾を含まない条件です。用途が確定したら最終見積もりをお送りします」と伝えると交渉しやすくなります。
送信前の確認事項
- 媒体・形式・投稿本数・公開予定日
- 企画・制作担当・確認と修正の回数
- 広告利用・転載・競合制限・利用期間
- 支払い時期・通貨・税金・中止時の取り扱い
よくある質問
料金計算ツールの金額が成約価格ですか?
いいえ。公開データに基づく参考値であり、実際の金額は制作範囲や利用権などを踏まえて当事者が決めます。
一つの金額だけ求められたら?
基本となる納品条件を限定して目安を示し、広告利用や追加制作が必要な場合は別途相談と明記しましょう。
次にできること
広告料金の参考帯を確認この記事は協業条件を整理するための一般的な情報です。相場、契約成立、法的判断を保証するものではありません。